百人一首の「決まり字」とはなんでしょう。


例で説明しましょう

(1)最初に「かせをいたみ」が出たとします。
元々この歌は、3文字目で特定できます(決まり字長=3と定義する)。
この歌が出た結果『「か」で始まる残りの歌』は
 「かせそよく」「かくとたに」「かささきの」 の3枚。
そこで「かせをいたみ」の相方である「かせそよく」は、
 「かせ」の2文字目で特定できる(決まり字長=2)ことになり、
 決まり字長が変化したことになります。
  画面では、
  A.元々の決まり字長の位置である「を」の右脇に「・」記号を付けます。
  B.この歌が出た結果、決まり字長が変化したことを示すために
     「*」記号を最下行に表示します。
  C.この歌が出た結果、『「か」で始まる残りの歌』が3枚になったことを示す
     ためにその枚数(この場合、3)を最下行に表示します。
(2)次に「かせそよく」が出たとします。
この歌は元々、決まり字長=3であったのですが、(1) の結果、
 決まり字長=2となっています。
さらに今度『「か」で始まる残りの歌』は
 「かくとたに」「かささきの」の2枚になりました。
これで「かせそよく」の相方になったのは「かくとたに」「かささきの」
 で「かせそよく」が出ても、相方の「かくとたに」「かささきの」の
 決まり字長は変化しません。
  画面では、
  A.元々の 決まり字長の位置である「そ」の右脇に「・」記号を付けています。
  B.現時点の決まり字長の位置である「せ」の右脇に「◇」記号を付けます。
     (この2つの記号が表示されているときは既に
        決まり字が変化していることがわかる)
  C.この歌が出た結果、『「か」で始まる残りの歌』が2枚になったことを示す
     ためにその枚数(この場合、2)を最下行に表示します。

  D.「全歌表示」のとき、「継続 ボックス」で「説明」を選ぶと、
     『「?」で始まる残りの歌』の上の句を表示します。
     (ここで、?は上の句の先頭文字、
      (1) のときは3枚、(2) のときは2枚)
  E.『「?」で始まる残りの歌』の数が0になったときは、
     「継続 ボックス」に「説明」ボタンを表示しません。