牡牛 (Taurus , Tau.)

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■見える時期・方角(東京): 冬, 南
■星の数(肉眼): 217
■形 : V字形に長い髭 (両角と頭)

■特徴
真冬の空に一か所に数個の星が群がって見える。その南東にV字形が見える。これが牡牛座で、星の群が枕草子で詠われている「すばる」( プレヤデス星団)である。プレヤデスは 5000万才の若い星の集りで、青白い ガスに包まれている。V字の根には「 1等星 アルデバラン」と ヒヤデス星団がある。「黄道第 2座」
■伝説
大神 ゼウスは、フェニキアの港 テュロスの王 アゲノルの娘 エウロペに恋し、妻 ヘラの嫉妬から逃れるため、牡牛に化けた。うまく言い寄り彼女を背に乗せて、海へ跳び込み クレテ島に連れ去った。この時、牡牛が エウロペを乗せて走り回った地域を、彼女の名をとって、ヨーロッパ大陸と呼ぶらしい。

1等星loop
黄道星座loop