「PC・プラネタリウム(フリーウェア)」の 『使い方』の説明です。

PC Planetarium

基本的には、
  (a) 観測位置 (経度と緯度)
  (b) 観測日時
  (c) 観測方角 (東西南北)
を指示すれば、その天体を プラネタリウム に描き出すことができます。

■A.観測位置、観測日時、観測方角を替えようと思ったら、
(a) 「メニューバー」の中の「観測」を選択します。
    「プルダウンメニュー」に従って、位置、日時、方角などを変更できます。
    お手持ちの パソコン の能力に応じて、3〜20秒後に(以下n秒後と略す)
    変更された観測条件の空が表示されます。
    操作は(原則的に)すべて マウス を使ってください。
(b) 黙っていると、「星座線」、「星座名」も表示されます。
    これを変えたいと思ったら、「メニューバー」の中の「オプション」を選択します。
    「プルダウンメニュー」の中は、それぞれ On/Off スイッチ になっています。
     チェック されていれば、表示します。
    変更すると、画面を書き直しますので、n秒後に表示されます。
■B.「日周運動」をさせようと思ったら、
(a) 「天体描画」の中の「日周運動」を選択します。
    10分ごとの空をn秒ごとに書き直します。
    (少しチラチラしますが)
    なんとなく空が動いている(日周運動している)ように見えます。
(b) ほうおっておくと無限に続けます。
    日周運動しているときは、「タイトルバー」がそれらしい見出しになっています。
    やめたくなったら、「メニューバー」の中のどこかの「メニュー」をクリックしてください。
(c) 表示処理には長い時間を要しますので、すぐに反応しないときもありますが、
   最低n秒は待ってください。
    「タイトルバー」見出しが、通常見出しになったら、日周運動は停止しています。
(d) 日周運動中は、ほとんどの処理ができません。「プルダウンメニュー」の内、
    明るい「メニュー」だけが、処理可能です。
■C.「流星」を表示させようと思ったら、
(a) 流星は、時期、方角、緯度をうまく選ばないと、見えません。
    不思議なことに、毎年ほぼ決まった時期、方角に、大きな流星群が見えます。
    突発的な流星には対応していません。
(b) 見えるときには流星群名を表示します。
    流星の動きは、乱数を使ったシミュレーション 結果なので、
     実際にそのとおりに見えるわけではありません。
        輻射点に恒星がなければ、わかりやすさのために、
     その位置に紫色(標準の場合)の点を表示 します。
(c) 時期、方角、緯度が適切でなく、見えないときは、その旨表示します。
■D.その他
(a) 「天体」メニュー の中には、
    「黄道」「赤経」「赤緯」「流星」を追加表示する機能があります。
(b) これらは現在表示されている空の上に追加書きします。
    観測条件を変えたり、その他の表示をすると消えます。
    必要に応じて、その都度追加書きしてください。

「観測パラメータの変更」は次のとおりです(「メニューバー」の中の「観測」を選択します)。

■A.観測位置の指定(「位置指定」)
(a) 「都市選択ボックス」を コンボボックス・スタイル で表示しますので、どれかをクリック して ください。
   確認のため、(2)項の「観測条件の変更」に移ります。
(b) 途中で気が変わったら、
   「メニューバー」の内のどこかの「メニュー」をクリックしてください。
   「観測位置の指定」をキャンセル できます。


■B.観測条件の変更(「条件変更」)    
(a) 大きな「観測条件の変更・確認」という画面が表示されます。
    これを「観測条件変更画面」と呼びます。
    観測条件に関するすべての条件を変更できます。
(b) ここで、再度、「観測位置の指定」をやり直すこともできます。
  (イ) 経度はその右側にある、「右向き矢印(東方向への変更)」と
                   「左向き矢印(西方向への変更)」を クリック して、
    その数値を変えることができます。
    それぞれ、15度ずつ変化します。
  (ロ) 緯度はその右側にある、「上向き矢印(北方向への変更)」と」
                   「下向き矢印(南方向への変更)」を クリック して、
    その数値を変えることができます。
    それぞれ、10度ずつ変化します。
  (ハ) それぞれ、直接数値で打鍵することもできます。
  (ニ) 経度は、-180.0 〜 180.0の範囲で、西経のとき、マイナス にしてください。
    緯度は、 -90.0 〜 90.0の範囲で、南緯のとき、マイナス にしてください。
  (ホ) 観測位置の名前は、10文字以内(英数字換算)の任意文字列に変更できます。
     (c) (共通の注意)この画面での共通の注意事項を述べておきます。
      (イ) 「矢印」での操作
         それぞれ上下限を越えるような指示をすると、
         それぞれ上下限になります。
      (ロ) 「直接数値の打鍵」
         桁数 オーバー は、その時点で以降の打鍵値を無視します。
         範囲以外の値を打鍵した場合は、前回の値に戻します。
■C.観測時刻の変更
(a)年、月、日、時、分です。
   その観測位置の地方標準時で、指定してください。
(b)(イ) 年は、西暦です。
     一応、 0〜9999 年まで可能ですが、あまり現在からかけ離れ過ぎると、
      データ 的に問題がでてきます。
  (ロ) 月、日は、一応固定的な閏年計算で、範囲 チェック しています。
  (ハ) 時、分も、一応範囲 チェック しています。
     時は、0〜23。分は、0〜59。
  (ニ) 年、月、日、時、緯度はその右側にある、「上向き矢印(増加)」と
                             「下向き矢印(減少)」で1ずつ、
      分は、10ずつ、変化させることができます。
  (ホ) 日は、「OK」指示後も再 チェック します。
          というのは日変更後、年、月が変更されて、日が範囲外になることもあるからです。
      この チェック では、一応、日が間違っているとみなし、「日」見出しが反転します。

■D.「観測方角の変更

(a) 許されるのは、n(北)、e(東)、s(南)、w(西)、の小文字です。  
(b) 「星印」を クリック すれば、90度ずつ変化します。 
  
  
======最後に、「OK」は「キャンセル」のいずれかを選択してください。
  (a) 「OK」を選択すれば、プラネタリウム を描き始めます。
  (b) 「キャンセル」を選択すれば、すべて以前の状態に戻します。=====

「星座説明などの操作」は次のとおりです(「メニューバー」の中の「About」を選択します)。

■A.「星座の説明」、「使用方法の説明」
(a) 基本操作は次のとおりです。
  (イ) 別 ウィンドウ に「説明」を表示します。
  (ロ) 「スクロールバー」を使って スクロール させてください。
  (ハ) 「閉じる」を選択すれば、説明は終わります。
  
(b) 「星座の説明」のときは、
  (イ) 「星座選択ボックス」を表示しますので、どれかを クリック してください。
  (ロ)気が変わったときは「メニューバー」の内のどこかの「メニュー」を クリック してください。
      「星座の説明」をキャンセル できます。
  (ハ) ここで星座名は、ラテン 語の アルファベット 順に並んでいます。
  
(c) 星座説明画面の構成は次のとおりです。
       1行目 星座の ラテン 語名による アルファベット 順の番号
星座の日本語名
星座の ラテン語名
星座の ラテン語名
星座の ラテン語名の略称
2行目 東京で観測するとき、標準的に見える季節と方角
(東京で見えない星座のときは、南天を基準にしています。)
3行目 画面上に表示できる恒星の数 (三等星以上と四等星の一部)
実際に星座に含まれる六等星以上の恒星の数
5行目 星座線の画面上の形
星座絵の表している部分
7行目 星座の特徴
星座にまつわる伝説
次の次 豆知識 (説明している星座とは関係ないこともあります。)
■B.バージョン
(a) 本プログラムの バージョン を表示します。

その他の補足説明

■A.ウィンドウ・サイズの変更
(a) 高さ、幅ともに ウィンドウ・サイズを変更できます(通常の ウィンドウ 操作どおり)。  
(b) ウィンドウ・サイズを変更したときは、
        ウィンドウ・サイズに応じて「プラネタリウム画面の文字 フォント・サイズ」も適切な サイズに自動的に変更します。
        ただし、「星座名の文字フォント・サイズ」は固定です。
   あまりウィンドウ・サイズを小さく した場合、「星座名」は表示しなくなります。
(c) ウィンドウ の縦横比が変わると、
        うまく天体画面を表示できなくなる(天体が 半円でなく、半楕円になってしまう)ので、
     自動的に縦横比がうまくなるよう に調整します。
        したがって、画面を最大化しても、最大幅になるように調整し ます(高さは最大にならない)。
■A.別 ウィンドウ の操作
(a) 別 ウィンドウ には、「使用方法」、「星座説明」、「バージョン表示」、「実行時エラー」があります。
(b) すべてその ウィンドウ を閉じない限り、プラネタリウム の メインウィンドウ には戻れません。
(c) 勿論、Windows の他の ウィンドウ へは移れます。