位置関係を示すと次のようになる。
国土地理院によれば、「池平山」は「北西に延びる稜線」(大窓・白ハゲと続く)上にある「標高2561mのピーク」のことです。
写真を見てもわかるように、「手前の峰」(標高2555mのピーク)から右の藪を回り込んで一旦ザイルで懸垂降りをやって、さらにナイフエッジ・急な岩壁をザイルで確保しながら登らなけれなばらないので、一般登山者には「登頂困難」です。ということで、私も2014年7月に「赤線」で示した位置まで登ったのにとどまり、『登頂記録=14**』としました。
ところが最近では一般登山者に向けてか、「手前の峰」(標高2555mのピーク)を「池平山南峰」と呼ぶようになり、さらには「南峰=池平山」としているHPも多く見られるようになってきている(嘆かわしいことです)。