(京都の寺社−今昔−写真比較)
浄住寺
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- 正式名称・宗派:葉室山浄住寺/黄檗宗
- 開基:弘仁元年(810)嵯峨天皇の勅願寺として天台宗「常住寺」が設立(開山=慈覚大師円仁)された。その後この葉室の地を所領していた中納言藤原定嗣が弘長元年(1261)思円上人(興正善薩叡尊)を中興の開山として律宗「浄住寺」と改めた。元弘3年(1333)戦火で焼失したのを、元禄2年(1689)葉室大納言勅孝が大慈普応禅師鉄牛道機を開山に黄檗宗の寺院として復興して現在に至っている。
- 住所(昭和40年代の表記):右京区山田開キ町
- 交通の便:京都バス63番など「苔寺」下車(徒歩10分)
- 特記:仏殿(本堂兼禅堂)の木額(祝国)は鉄牛道機の雄勁な筆で、黄檗寺の雰囲気を醸し出している。堂宇は衰微しているが、現在なお寺としての活動をしている。
- 関連する東山三十六峰:なし 公式サイト:なし
建物 | 昭和40年代 | 現在 |
(撮影年月日) | 1973−7 | 2007−8−20 |
「仏殿」
木額(祝国)が見える |
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比較(コメント) |
静かな佇まい |
今なお拝観料は不要 |
(撮影年月日) | 1973−7 | 2007−8−20 |
仏殿へ至る「石段」(遠景) |
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比較(コメント) |
荒れ放題気味 |
少しずつ整備されつつある |
◆◆◆ 昔と「同じ角度」の写真はないのですが、「現在の写真」もいくつか掲載しておきます。 ◆◆◆・・・このページのトップへ
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仏殿の全景(2007−8−20、右も) |
仏殿へ至る石段(近景) |