ヘルクレス (Hercules , Her.)

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■見える時期・方角(東京): 夏, 東
■星の数(肉眼): 245
■形 : 多角形 (身体と手)

■特徴
南の空高く、ヘルクレスが逆立ちした格好になっている。へびつかい座の北側に見える。「全天で 4番目に大きな星座」のわりに、3等以下の星ばかりなので、なかなか見つけにくい。腰のあたりに北天では最もみごとな球状星団がある。
■伝説
ヘルクレスは名目上、英雄 ペルセウスの孫 アンピュトリオンと妻 アルクメネの間の子となっているが、実際には大神 ゼウスの不倫の子であり、これを知った ゼウスの妻 ヘラは幼児のうちに殺そうと毒蛇を送った。ところが赤ん坊の ヘルクレスは、その蛇をたちまち掴み殺してしまった。後に ヘルクレスはあらゆる武術に秀でた英雄になる。