(京都の寺社−今昔−写真比較)
万福寺
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正式名称・宗派
:黄檗山萬福禅寺/黄檗宗大本山(末寺約460)
開基
:承応3年(1654)中国福建から渡来した隠元禅師が後水尾法皇や徳川四代将軍家綱の尊崇を得て、寛文元年(1661)故国の寺と同名の寺(黄檗山万福寺)を開創した。以来13代にわたって明僧が住持を務めたことから、中国寺院の色が強く残っている。
住所(昭和40年代の表記)
:宇治市五ヶ荘三番割
交通の便:JR奈良線または京阪電鉄宇治線「黄檗」下車(徒歩10分)
特記
:明の伽藍制式に則った伽藍には多くの重要文化財の建物が残る。
卍つなぎの欄干、開梛
(「かいぱん」と読む、「開版」とも書く、木製の魚鼓)などに中国寺院を感じる。
寺前の「白雲庵」では普茶料理(中国風精進料理)を味わうことができる。
関連する東山三十六峰
:なし
公式サイト
:
萬福寺
建物
昭和40年代
現在
(撮影年月日)
1972−10−9
2007−11−4
塔頭の1つ「天真院」
比較(コメント)
商売用「床几」などは置いていなかった
少し雰囲気が違ってきている
(撮影年月日)
1972−10−9
2007−11−4
隠元禅師の「寿塔」
比較(コメント)
拝観料80円
扁額がなくなっている
朽ち果てたか
(撮影年月日)
1972−10−9
2007−11−4
開梛
(かいぱん、木製の魚鼓)
比較(コメント)
「赤い魚」が2匹掛かっていた
1匹になっている
打ち過ぎて壊れたか、
時の変化を感じる
◆◆◆ 昔と「同じ角度」の写真はないのですが、「現在の写真」もいくつか掲載しておきます。 ◆◆◆・・・
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卍つなぎの欄干
(法堂、2007−11−4)
普茶料理
が味わえる寺前の「白雲庵」
(2022−4−12)