(京都の寺社−今昔−写真比較)
西明寺
(INDEX:索引へ)
- 正式名称・宗派:槙尾山平等心王院西明寺/真言宗大覚寺派
- 開基:天長9年(832)空海の高弟 智泉大徳が神護寺の別院として創建したと伝える(寺伝)。その後荒廃したが、建治年間(1275〜1278)和泉国槙尾山寺の我宝自性上人が中興した(現在の山号はこの経緯に基づく)。正応3年(1290)神護寺より独立したが興廃を繰り返し、現在の堂宇は元禄年間(1700)桂昌院の寄進により再建されたもの。
- 住所(昭和40年代の表記):右京区梅ヶ畑槇尾町
- 交通の便:西日本JRバス高雄・京北線「槙ノ尾」下車(徒歩10分)
- 特記:周山街道から参詣するより、神護寺から清滝川沿いに散策しながら参詣するのがよい。清滝川からの石段の参道が山寺の趣を滲み出している。訪れる人も少なく、鐘を撞かせてもらえる。釈迦如来立像、千手観音立像は重文。三尾の一つなので、紅葉の頃がベスト。
- 関連する東山三十六峰:なし 公式サイト:なし
建物 | 昭和40年代 | 現在 |
(撮影年月日) | 1971−3 | 2007−10−10 |
清滝川からの石段参道先の「山門」 |
|
|
比較(コメント) |
まず人には会いません |
境内だけなら 今も拝観料不要 |
(撮影年月日) | 1971−3 | 2007−10−10 |
境内左手にある「鐘楼」 |
|
|
比較(コメント) |
一撞き10円(若い) |
今回も撞いてきました(100円) |