(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)
蛍
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京都は町中で蛍を見ることができる。そしてそこでは毎年鑑賞としての「蛍狩」が行われている。
京都はビルが林立する近代都市であると同時に、周辺には蛍が自生する自然が多く残っていることの証左でもある。
- 意外にも京都は町中で蛍を見ることができる。
- 京都はビルが林立する近代都市であると同時に、周辺には蛍が自生する自然が多く残っている。
- 5月末から6月末まであちこちで「蛍狩」が行われている。
- 哲学の道、鴨川公園、清滝川、嵯峨野、貴船、糺ノ森などで見られる。
- 昔は「蛍狩」は蛍を捕獲する遊びであったが、蛍も少なくなった現在では、捕獲しないで鑑賞するだけの遊びになっている。でも言葉だけは「蛍狩」で残したい。
- 「哲学の道」の蛍は有名だが、蛍の種類についてはいろいろな説がある。
- 上述の「蛍鑑賞の場所」サイトによれば、その多くが「平家蛍」である、とのこと。
- しかし京都市によれば、京都市登録天然記念物の「源氏蛍」である。
- 一方京都府RedDataBookによれば、源氏蛍は「北山地区や嵐山周辺以外には生息していない」、一方「疏水には分布している」とあったが
- 2015年版から「疏水」は外された=疏水にも遂にいなくなった、ということらしい、以下の文章は「夢物語」になったか。
- 哲学の道で鑑賞するなら「洗心橋」あたりが一番多くの蛍を見ることができる。
- この時期「洗心橋」近くでは子供たちが「こっちの水はあ〜まいぞ」と歌う声が聞こえる。
哲学の道の(南北は)法然院あたり。
(蛇足)こう見ると、近くになかなか“いい店”もある。