南十字 (Crux , Cru.)
ラテン語の名順
(INDEX)
日本語の名順
(索引)
■見える時期・方角(南天): 春, 南
■星の数(肉眼): 46
■形 : 十字架に枠
- ■特徴
- 最も小さな星座だが、1等星 2つを含む 4つの明るい星が固まっているのでよく目立つ。この星座の長軸の先に天の南極があるので「南天の指極星」といわれる。南天の最も輝いた銀河面に浸っている。Cruxの名にちなんで、α星 β星 γ星はそれぞれ、アクルックス、ベクルックス、ガクルックスと呼ばれている。
- ■伝説
- 昔はケンタウルス座の一部として描かれていたが、大航海時代になって ヨーロッパ人たちが南半球の星座を知るにつれて、一早く命名された。新約聖書によれば、キリストが ゴルゴタの丘で処刑されたとき、南の地平線近くに見えたという。
■1等星loop