（東山三十六峰ハイキングコース）


善気山−月待山 　　　　　　　　　　(INDEX：索引へ)

1. 出発点
   • 法然院
     • 市バス５番、２０４番など「錦林車庫」から歩くのが便利だと思います。
     • 白川通から東へ入り、鹿ケ谷通、哲学の道（疏水分線）を越えれば、すぐに法然院は見つかります。
       
       
2. コースの説明
   1. 法然院の茅葺きの山門を正面に見て、右手の墓地に入ります。墓地内の大きな阿育王（あしょかおう）塔を見つけたら、塔の左から入る急坂を登ります（右の写真）。始めの内、山道は左右に大きく蛇行しながら登ります。やがて左（北）と直進の三叉路に出ます（右下の写真）。三叉路の道の真ん中に石標が埋めてあります。三叉路を直進する（やや右気味）頃から道はまっすぐ東への登りとなります。狭い平地を越えると、やがて高い松の木が散在する平地に出ます。ここが善気山頂です。目印のない特定の難しい山頂です。
      
      
   2. 月待山へ行くには、一旦先ほどの三叉路（右の写真）まで戻ります。今度はこの三叉路を左（北）へ（登ってきたと仮定して）（善気山から戻ってきたときは右（北））曲がります。あとは一本道で、何回かなだらかな登り下りを繰り返すうちに、月待山に着きます。月待山にある写真、またはGPSを持たない限り、山頂の判断はつかないでしょう。この判断がこのコースの最も難解なところです。
      
      
   3. 下山するには、ルートをさらに進む。やがて銀閣寺へ下りる道になる。しかしこの道は銀閣寺の柵（有刺鉄線）に遮られて下りることはできなくなる（右の写真）。そこで少し南へずれながら下りると、法然院の最北地点に出られる。なかなか難しい道です。この後は観光案内にしたがって北へ歩けば、銀閣寺に出ます。
      
3. コースのポイント
   • 残念ながら、休憩や眺望のポイントはありません。強いて言えば、下山路の銀閣寺の柵（有刺鉄線）から洛東の街が見えるところぐらいか（右上の写真）。
     
     
4. 終着点
   • 銀閣寺
     • コース５（霊鑑寺−如意ヶ岳−中尾山−銀閣寺コース）と同じです。
       
       
5. バリエーション
   • 逆コースも問題ないですが、月待山への取り付きが見つけ難いので、お薦めできない。
     
     
6. コース略図　　（国土地理院の地図）