(東山三十六峰ハイキングコース)
神明山−大日山−南禅寺山−若王子山
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東山三十六峰中北部の裏山を巡る静かなハイキングコースです。
神明山、大日山あたりの道は整備されていて、気持ち良く歩けます。
- 出発点
- 日向大神宮
- 地下鉄東西線「蹴上」から歩くのが便利です。
- 「蹴上」から山科方向へそのまま進むと道路(三条通)沿いに、安養寺と日向大神宮へ入る石標が立っている。そこを入って(左折)大神宮橋を越えて真っ直ぐ東へ登っていけば、日向大神宮へ出ます(途中大日山墓地への分岐がありますが、右側の道を選びます)。
- コースの説明
- 日向大神宮社殿への石段は登らずそのまま直進します。この道は東山トレイルになっているので案内どおり進みます。東山トレイル標識36番を左に曲がれば(トレイルどおり、右の写真)すぐに神明山頂に着きます。
- 神明山を縦走する感じで、北へ下りる道を進みます。よく整備された気持ちの良い道です。さらに進み東山トレイルが大文字へ右折する(下りる)ところ(標識37番)を真っ直ぐ進みます(間違えないように)。こちらもよく整備された山道です。やがて日向大神宮と南禅寺の分岐(右の写真)が出てくるので、南禅寺方面へ道をとります。大日山墓地近くになって南禅寺に下りる分岐が出てくるが、この分岐を大日山墓地へ向かって下りていけば大日山に着きます。ただし大日山にある写真、またはGPSを持たないと大日山の発見は難しいでしょう。
- 南禅寺山へ行くには日向大神宮・南禅寺の分岐(右上の写真)まで戻ります。この分岐から「七福思案処」へ向かいます。(わかりやすくは、だいぶ遠回りになりますが)七福思案処から東山トレイルを通って大文字山に向かい、42番標識を左折(西へ)します。細い急坂の道ですが、しっかりしています。かなり下りたところで、右の写真にような分岐に出ます。道標の付いた木のところから小高い峰に攀じ登れば南禅寺山頂に着きます。
- 若王子山へ行くには、一旦分岐(右上の写真)まで戻り、右上写真の直進方向の道を進みます。
すぐに若王子山頂に着きます。
- 若王子山上の「新島譲の墓」の前を通って、道なりに下りていけば、若王子神社に出ます(ここは簡単です)。
- コースのポイント
- 東山トレイル標識36番は南に開けています。少し早いですがちょっとした休憩に向いています。
- 全般に静かで、しっかりとした道のハイキングが楽しめます。ゆっくり歩きたいときには絶好です。
- 終着点
- 若王子神社
- まっすぐ西へ下りていくと、南禅寺道へ出ます。5番、100番バスで京都駅へ帰れます。
- 南禅寺にも近いので、湯豆腐、その他の店も多くあります。
- バリエーション
- 逆コースもまったく問題ありません。
- 七福思案処のベンチ前の道(若王子神社への道)を選べば、南禅寺山へショートカットできます。始めは寺領の境界らしく石標があります。次第に樹林が深くなり、山腹をトラバースするように細い道を進みます。GPSがなければ道の選別は難しい。やがて沢が出てくる。2回渡渉すれば、南禅寺山から南禅院への下山路に出ます。この道を登れば(右折)、南禅寺山に登る分岐に出ます。難しい道ですが、下の略図に青線で示しました。
- 大日山から大日山墓地へ入れば、日向大神宮参道へ出ます。神明山−大日山だけのエスケープルートになりますが、これだけでも簡単に一周できるお手軽なハイキングコースになります。
- コース略図 (国土地理院の地図)