(京都の寺社−今昔−写真比較)
高山寺
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正式名称・宗派
:栂尾山高山寺/単立真言宗御室派系
開基
:現在の高山寺の地には奈良時代から寺院があり、平安時代には神護寺の別院とされたらしい。建永元年(1206)
(11月)
明恵
は神護寺文覚上人に招かれて高雄に入り、
後鳥羽上皇
から栂尾山を賜り、華厳復興道場として開基した。寺名は「日出先照高山之寺」の額を下賜されたことによる。
中世以降たびたびの戦乱や火災で焼失し、往時の建物は
石水院
(国宝、創建時上賀茂の別所にあったのを明治になって現在の地に移設)を残すのみ。
住所(昭和40年代の表記)
:右京区梅ヶ畑栂尾町
交通の便:西日本JRバス高雄・京北線「栂ノ尾」下車(徒歩5分)
特記
:
菱形敷石の参道、白壁の築地
が楓林の木漏れ日に輝く景観は世界遺産に値する。石水院からの眺めは長閑で、有名な「鳥獣人物戯画」(模本、本絵巻は東京・京都国立博物館で保管)を見ることができる。
関連する東山三十六峰
:なし
公式サイト
:
高山寺
建物
昭和40年代
現在
(撮影年月日)
1971−3
2007−10−10
石水院
の「前庭」
比較(コメント)
拝観料200円
苔より樹木が目立ちます
(撮影年月日)
1971−3
2007−10−10
「
白壁の築地
」
比較(コメント)
土門拳を真似て撮った写真ですが・・・
案内板が気になります
◆◆◆ 昔と「同じ角度」の写真はないのですが、「現在の写真」もいくつか掲載しておきます。 ◆◆◆・・・
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菱形敷石の参道
紅葉の頃の方が素晴らしい
栂尾茶(2007−10−10、左も)
無残にも栽培はなく荒れ放題