(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)

徒然草に出てくる「京都の光景」           (INDEX:索引へ)


枕草子と並んで三大随筆の1つである「徒然草」にどんな「(鎌倉時代末期の)京都の光景」が描かれているかを、整理してみた。

文章も適宜抽出した(逆に言えば割愛した部分も多い)。できる限り現代語訳した(訳・注釈にあたっては「新潮日本古典集成 徒然草」を参考にした)

枕草子に関連する段:枕草子を参照する段書きっぷりが似ている段
兼好自ら足を運んだところ:化野・栗栖野・法成寺安居院・亀山殿・上賀茂神社大覚寺・千本釈迦堂
兼好が人づてに聞いたところ:閑院・柳原・清水寺石清水八幡宮・木幡・行願寺有栖川・東寺・東三条殿遍照寺・久我畷・律川浄金剛院・五条院・出雲大神宮
そこに住んでいる人の話:染殿・悲田院・高山寺
正しい知識を伝えようとしている段:鳥羽作道・護摩をたく・何事の式小野小町・左義長・靫かける作法廻鶻・平家物語・六時礼讃
人生の教訓を伝えようとしている段:二の矢・木登り・争わない財産は・上手の中で・欲望を捨てよその他(法然の言葉・家の作り様・名の付け方)

吉田神社(創建)貞観11年(869)仁和寺(創建)仁和4年(888)長泉寺(創建)不詳
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この神社の子供として生まれたという説は怪しいが、「卜部」姓を名乗ったことは確かなようです徒然草に「仁和寺の法師」はよく登場する。写真は草庵(右)近くの「双ヶ丘から見た仁和寺」山門手前に「兼好法師舊跡=草庵」の石碑があり、境内には兼好の墓とされる「兼好塚」がある
野宮神社賀茂神社の一重桜池には蓮
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「源氏物語」で一躍有名に。多くの内親王が斎王として「精進潔斎」した「下鴨神社」糺の森の一重桜(兼好の好み)「池に咲く蓮」と言えば法金剛院(大治4年(1129)創建)。兼好はこれを「草」と言う