京都の街角写真

室町通           (INDEX:索引へ)


室町幕府・室町時代の名ができたのは、足利義満が「平安京の室町小路」に「室町第」(邸宅)を構えたことによる。
江戸時代から“西陣織”の呉服商が多く店を構えたことで栄えた。今なお裕福な家が多い
そのためか山鉾も多く、市バスは走らない。

【森谷】平安京の「室町小路」にあたる。
北は「北山大橋西詰」から南は「十条下ル」に至る。途中、東本願寺・京都駅で中断。全長約8.1km。
“和装卸の室町問屋街”関連の写真が掲載されている。

  直接飛ぶのなら 紫明  今出川  丸太町  御池
西側南北位置東側
北山大橋西詰」


橋は「賀茂川」に架かっている。

川沿いの道は「加茂街道」。
clickすれば大きな画像 ここから南へ「今宮通」まではほとんどが一般民家になっている。
(したがって写真は省略)

(撮影:2016/11/7)
英語教育図書出版「美誠社」

昭和25年(1950)創業、現在は三代目。高校を対象にした教材を出版・販売。一般民家風の建物。

社屋は北山通新町東入。

(今宮南下ル)

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 北山大橋下ル

紫明上ル
clickすれば大きな画像 宇治茶専門「山本園茶舗」

安政6年(1859)創業

宇治茶なら、抹茶、緑茶、煎茶なんでも。最近はこの店で「カプチーノ」も提供している。

(北大路上ル)

(撮影:2016/11/7)
「紫明小学校」

第二室町校から分離して昭和5年(1930)開校して
紫明学区」が誕生した。

(北大路下ル)

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 アトリエ「リンデン」

フェルト製の手作り小物などを販売。

併せて「金属弦 アイリッシュハープ」の音楽教室もやっている。

(紫明上ル)

(撮影:2016/11/7)
西側南北位置東側
「furupuu cafe」

2013年「ゆったりと昼カフェ+夜食事が楽しめる」をコンセプトにオープンしたが、もう「閉店」した。人通りの少ない場所でしたから。

(鞍馬口下ル)

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 紫明下ル

今出川上ル



ページの先頭
clickすれば大きな画像 「中村邸」

建築時期:明治後期。「中村治男家住宅土蔵・主屋」が国登録有形文化財/歴史的意匠建造物に登録されている。裕福だった家が残っている

(寺之内上ル)

(撮影:2016/11/7)
生谷敬之助「万や」

建築時期:明治初期。「生谷家住宅主屋」が国登録有形文化財/歴史的意匠建造物に登録。表札にあるとおり往時「室町頭」を務めていたか。

(鞍馬口下ル)

(撮影:2016/5/4)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 「室町小学校」

「室町学区」、明治2年(1869)木下校→昭和3年(1928)第二室町校を経て昭和22年(1947)現校に。

(寺之内下ル)

(撮影:2016/11/7)
弘安山「無学寺」

尼寺「景愛寺」の地に、宋の渡来僧「無学祖元」(無学派の祖)が弘安2年(1279)創建(臨済宗)。その後浄土宗を経て現在は曹洞宗。

(寺之内上ル)

(撮影:2016/8/1)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 京菓子司「俵屋吉富」本店

俵屋惣兵衛が宝暦5年(1755)創業。代表銘菓として「雲龍」を持つ和菓子屋の本店。ドラマ「京都人の密かな愉しみ」にたっぷり登場する。

(上立売上ル)

(撮影:2016/11/7)
表具師「稲垣捨穂堂」(しゅうほどう)

大正元年(1912)の写真が残っているのでそれ以前の創業と思われる。京表具の重鎮。
暖簾は富岡鉄斎の筆。

(寺之内下ル)

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 「ゆば長」

湯葉政で修業した初代が昭和11年(1936)創業
京都の地下水と国産大豆で丁寧に作っている湯葉屋

(今出川上ル)

(撮影:2016/11/7)
喫茶「トレド」

同志社の学生が集う「食堂」といった感じの店。

「焼きそば」400円(2016年現在)が狙いらしい。

(上立売上ル)

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 足利将軍「室町第跡」

石碑には「従是東北 足利将軍室町第跡」とある。足利義満が永和4年(1378)「室町御所(花の御所)」を建てたところである。

(今出川上ル)

(撮影:2016/11/7)
西側南北位置東側
「フローラル・コネクション」

平成10年(1998)「花のある豊かな生活」をコンセプトに「花スクール」をオープンした。現在は食堂も併設している。

(今出川下ル)

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 今出川下ル

丸太町上ル



ページの先頭
clickすれば大きな画像 「福長神社」

「延喜式」に出てくる「福井神(さくいのかみ)、綱長井神(つながいのかみ)」の2神(福長)を主祭神とする神社。
天正年間(1573〜)秀吉の命で現在の地に遷座した。

(武者小路下ル)

(撮影:2016/5/25)
「本田味噌本店」

丹波屋茂助が天保元年(1830)創業
禁裏御所御用達「西京白みそ」が有名。「京雑煮」はこの味噌で作られる。

(一条上ル)

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 「綜芸舎」(そうげいしゃ)

昭和25年(1950)創業

日本文化書の出版の他、拓本と表装の製作、道具、材料の販売も行っている。

(一条上ル)

(撮影:2016/11/7)
「山田松香木店」(やまだまつ)

明和年間(1764〜)創業。薫香製品の製造・販売。京都には「お香の店」も多い。

(下立売上ル)

<平安>修理職町

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 「清和キリスト教会」

イギリス国教会大正13年(1924)医師佐伯理一郎の所有地に創設した。「清和院」跡地の名前を継承している。

(上長者町下ル)

<平安>清和院・土御門烏丸内裏跡

(撮影:2016/11/7)
「平安女学院大学」本部

大学資料には「烏丸通下立売西入ル」とあるが、本部は明らかに「室町通」にある。多くの古い建物を持つ。

(下立売下ル)

<平安>修理職町

(撮影:2017/8/6)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 京唐紙 「山崎商店」

昭和51年(1976)創業手刷りの木版画をベースに「和紙・京からかみ製造販売/表具材料卸」をやっている。

(出水下ル)

<平安>藤原忠通第

(撮影:2016/11/7)
京都つゆしゃぶ「CHIRIRI」

昭和24年(1949)創業の「ひょうたんや」が2003年にこの店を開業した。近江牛を「秘伝のつゆ」で食べさせる。

(丸太町上ル)

<平安>藤原共政

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 日本基督教団「室町教会」

明治27年(1894)旧日本基督教会の京都教会として設立。昭和16年日本のプロテスタント各派は「日本基督教団」合同された。

(丸太町上ル)

(撮影:2016/11/7)
西側南北位置東側
金襴正絹織物「誉勘商店」

誉田屋(こんだや)勘兵衛が宝暦年間(1751〜)本家から暖簾分け独立した。現在は十三代目。製造卸で小売なし。

(中京区)(夷川下ル)(冷泉町)

<平安>藤原道兼「町尻殿」

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 丸太町下ル

御池上ル



ページの先頭
clickすれば大きな画像 「神田法衣店」

「臨済宗」各本山の法衣・仏具の御用を努めている。

(丸太町下ル)

<平安>小野宮北

(撮影:2016/11/7)
「三井越後屋京本店記念庭園」

宝永元年(1704)開店。昭和58年(1983)閉店後、記念庭園として残した(非公開)

(二条上ル)

<平安>藤原道兼「町尻殿」

(撮影:2015/8/19)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 「信用交換所京都本社」

昭和27年(1952)設立。名前とは違って「企業信用調査」の会社。日本各地に同様名称の連携会社がある。

(夷川上ル)

<平安>小野宮

(撮影:2016/5/4)
「然花抄院」京都室町本店
(ぜん かしょういん)

2009年にオープンした京和菓子の「ニューフェース」。町屋は元禄13年(1700)建築暖簾も特徴がある。

(二条下ル)
<平安>二条第二条宮

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 「山田保延堂」

明治後期創業。本業は「大般若教などの経本の製造」。最近では手づくり御朱印帳も作ってくれる。

(二条下ル)

<平安>二条烏丸第

(撮影:2016/11/7)
「西村庄治商店」

文政11年(1828)創業。西陣美術織物から現代の「和生地・和雑貨」までの総合プロデューサとして展開している。

(二条下ル)

<平安>二条第二条宮

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 京織・染・繍「矢代仁」(やしろに)

享保5年(1720)創業。八代目が現会長。屋号である「誉田屋」の暖簾が目を引く。室町通には誉田屋の流れが多い。

(二条下ル)

<平安>二条烏丸第

(撮影:2016/11/7)
京菓子「亀広保」(ひろやす)

「亀末廣」(姉小路通烏丸東入ル)から大正4年(1915)暖簾分け。この店も干菓子が素晴らしい(飴細工も)。

(二条下ル)

<平安>二条第二条宮

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 Coffee「ユニオン」

昔懐かしの喫茶店。見ているだけでホッとする。玉屋の豆を使っている。

(二条下ル)

<平安>二条烏丸第

(撮影:2016/11/7)
京のおじゃこ「井澤清兵衛」

慶応元年(1865)和装小物店を創業した先代井澤清兵衛が好んだ「おじゃこ」を最近復活させた。片手間では無理→閉店。

(御池上ル)

<平安>鴨院

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 きもの「OMO」

「OMO=主・面」をテーマに「もりた もとこ」さんが紬(つぐみ)の「楽しいきもの屋」を開いている。

(押小路上ル)

<平安>二条烏丸第

(撮影:2016/11/7)
「小布紗屋」

京友禅「茶屋辻」八代目「田畑喜八」の作品を長年取り扱っている。暖簾の奥の路地が気になる。

(御池上ル)

<平安>鴨院

(撮影:2016/11/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 「仲家」

建築時期:大正5年(1916)。「土蔵・主屋」が国登録有形文化財に登録されている。

(御池上ル)

<平安>陽明門院禎子内親王御所

(撮影:2016/11/7)
「譽田屋源兵衛」(こんだや)

元文3年(1738)「南矢代誉田屋」に始まる。明治から「誉田屋源兵衛」を名乗り、現十代目は帯作りに専念している。
歴史的意匠建造物

(三条下ル)

(撮影:2017/6/19)
clickすれば大きな画像 御池下ル

四条上ル



ページの先頭
clickすれば大きな画像 「永楽屋」細辻伊兵衛商店

元和元年(1615)創業。現在は明治〜昭和の手拭い図案を復刻して「町屋手拭」を販売。店舗は多いがここが本店。

(三条上ル)

<平安>藤原祇子

(撮影:2017/6/19)
京佃煮・菓子「永楽屋」室町店

齋田永三郎が明治44年(1911)大阪でメリヤス屋を創業。戦後現本店(河原町通四条上ル)で再創業し(食品)現在に至る。永楽屋は難しい

(蛸薬師上ル)

(撮影:2017/6/19)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 「京都芸術センター」

明治2年(1869)開校の下京第三番組(明倫)小学校国登録有形文化財)跡を活用して「京都芸術センター」が開設。流石に建物は格調高い。

(蛸薬師下ル)

(撮影:2017/6/19)