(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)
(京都市の)伝統産業
(INDEX:索引へ)
西陣織会館 | 京都絞り工芸館 | 今も「茶屋辻」をやっている小布紗屋 |
西陣織のことを知りたければ、まず「ここに」行くのが良い | 京鹿の子絞がわかる他、「絞り染め」も体験できます | 京友禅の「茶屋辻」は人間国宝田畑喜八、その孫の田畑染織研究所などが引き継いでいる |
小紋染の野口 | 安達くみひも館 | 磯田刺繍店 |
暖簾が示しているとおり、江戸時代「京小紋染め」で名を馳せた「金安」の後を継いでいる | 京くみひもがわかる他、「京くみひも」も体験できます | 京繍は中村刺繍など、至る所に「刺繍屋」はある |
黒染に使う柳の井 | 森本房紐商店 | 京仏具乾大仏堂 |
京の黒染屋では「柳の井」の水を使って黒染めをやっている | 新出水通智恵光院西入ルで房紐を作っている | 店の表記は「京仏具」だが、看板にあるようには京仏壇も取り扱っている |
細野福蔵商店 | 京都迎賓館「桐の間」 | 京指物資料館 |
見た目には「京仏具店」には見えない。「衣」の暖簾で「法衣店」であることがわかる | 長机・座椅子・肘掛は「下出祐太郎」が漆を塗った。周りの景色が写り込むほどに磨かれている | 家具「宮崎」の2階に併設されている |
若宮八幡神社 | 画材店「金翠堂」 | 京うちわの阿以波 |
陶器祭りの行われる「清水焼発祥の地・五条通」にある | 「画材屋」だが、ウィンドウには「一柄の京扇子」だけが飾ってある、店の格式が感じられます | 元禄2年(1689)創業の京うちわの店。店構えも江戸時代を感じる |
修学院離宮の袖形灯籠 | 京人形「島津」の木目込み人形 | 京表具「春芳堂」 |
お寺のお庭を拝見させて頂けば、必ず「京石工芸品」が置いてある | 最近は「七段飾り」などはサボる家も多くなった | ウィンドウには表装された「掛け軸」、そして表具屋らしい「綺麗な暖簾」が架かっている |
みやこめっせ | 彫金技法で「錺」を作っている竹影堂 | 中嶋象嵌(嵯峨天竜寺瀬戸川町) |
この中に「京陶人形工芸協同組合」がある | 「錺」を買うならここしかない。江戸時代のような店です | 京都ハンディクラフトセンターに行けば「京象嵌」の「製作工程」を勉強できます |
京刃物の「常久刃物店」 | 宮信神具店 | 嵐山の「竹林」 |
我家の鋏は創業寛永8年(1631)のこの店で買った(50年以上使い続けている) | 「三宝、神輿」は勿論、「神殿」も作ってくれるとのこと | 西山は至る所「竹」です。京銘竹も採れる。写真は「嵐山」 |
山本富美堂 | 松文商店 | 京版画もある「京都版画館」 |
高品位な「色紙、短冊」を取り扱っている。扁額の「富美堂」も凡人には読めない | 茶室などの数寄屋建築に北山丸太(北山磨丸太)を提供している店、街中にもこういう店がある | 館内には「古版画資料室」もある(入館:要予約) |
京袋物「原田商店」 | 日除けとしての「外掛けすだれ」 | 花開院町にある「平居湖雲堂」 |
「袋物」だけを取り扱っている店は珍しい。暖簾の「袋物」の字が際立つ | 「2階の道路側」に架ける家が多い。京都の夏を経験すれば「京すだれの有難さ」がわかる | 店名は古風ですが、普通の「町のハンコ屋さん」。ここでも印刻してくれる |
京菓子司源水(今は廃業となった) | 公長齋小菅 | 南禅寺「六道庭」 |
ショーウィンドウに「全技連マイスター」七代目井上清文氏が工芸菓子を飾っていた(写真) | 「京銘竹」は街外れにあるので「京竹工芸店」も街外れに多い | 最近は植彌加藤造園が東山の庭園を保全している(写真の庭は植彌が作庭したもの) |
平安京近くの清酒の酒蔵「松井酒造」 | 香老舗「松栄堂」 | 「木村利左衛門」宅 |
鴨川の東側なので、厳密には「平安京内」ではないが、平安京と同じ水系の水を使っている | 「お香」は夫々好みがあります。自分の気に入った店で気に入った「薫香」を買うようにしたい | 昭和6年(1931)建築の町屋。歴史的風致形成建造物に指定、青銅製の看板灯篭も伝統建築の一部 |
清水末商店 | 堀九来堂 | 八木源かつら |
伝統産業名「額看板」そのままの「看板」を掲げている「看板屋」がある | 数少ない「菓子木型を作っている」店 | 祇園・新門前通に店を構えている。舞妓さんの多くはこの店で「かつら」を調整しているようです |
京金網の「辻和金網」 | 創業寛永元年(1624)「雲母 唐長」の四条店 | 京都大石天狗堂 |
ここの湯豆腐杓子で湯豆腐を食べると、一味あがるような気がする | 嵯峨にある本店で「唐紙のアート作品」を作っている | 京都で「かるた」を買うなら寛政12年(1800)創業の「ここへ」 |
きせるの「谷川清次郎商店」 | 堤瓦商店 | 真田紐師十五代江南 |
創業享保年間(1716-)の「煙管竹商」と謳っている | 伝統産業とは言え、街中で「瓦を焼いている」店は少ない。伏見には「京瓦」がある。 | 「真田紐」をメインに扱っているのは「この店」くらい |
分銅屋 | 京つげぐしの「十三や」 | 京葛籠の「渡邉商店」 |
店構えを見ると「この店で京足袋を作りたい」と思うが、履く機会が無い | 四条の繁華街では「この店」が人気、多くの観光客が立ち寄ります。「九+四」(くし)=十三や | 残っているのは「ここ」くらいか。昭和6年(1931)創業の三代目 |
小丸屋住井 | 御弓師「柴田勘十郎弓店」 | 日吉屋 |
「この店」は「京丸うちわ」も「深草うちわ」も取り扱っている | 「弓作り」も少なくなって、格調高い「京弓」を作るのは「この店」くらいか | 洋画家のダリもこの店で「大きな京和傘」を作った |
京都迎賓館「藤の間」 | 清凉寺 | 普化宗の総本山「明暗寺」 |
これは截金人間国宝「江里佐代子」の作品。木製の「舞台扉」に装飾されている | 写真の釈迦堂の前の境内で「嵯峨面」を使った「嵯峨大念仏狂言」が行われる | 「尺八根本道場」の額が出ている |
提燈 | 地蔵盆の「大数珠回し」 | 野村美術館 |
店のアイデンティティを示すかのように、店先に大きな提燈が掲げられている | 地蔵盆で回す大数珠の「念珠玉の数は1080個」が一般的らしい | 「ここに」行けば、落ち着いて「能面」を鑑賞できる |
花かんざし | 明治38年(1905)創業の一澤帆布 | 伏見人形の描かれた「絵葉書」 |
いっときトラフィカ京カードの図案にも描かれていた | 「一澤帆布製カバン」を売っている「一澤信三郎帆布」。私もこの店の製品を愛用している | 元の絵は若冲が描いたもの |
「邦楽器絃」を作っている「鳥羽屋」 | 武道具店「東山堂」 | 水引細工の飾り |
「鳥羽屋」では邦楽器用の邦楽器絃を作っている。ギターの弦は作っていない | 「掲示」のように弓道具も作っている。今井弓具店は古式の矢を専門に作っている | 綺麗なことは綺麗なのですが、最近は出番が少ない |
京の和蝋燭の名店「丹治蓮生堂」 | 念珠店「中野伊助」 | 京菓子の代表「紫野源水の岩根つつじ」 |
和蝋燭の店はまだ他にもある。なかむらやも有名。暖簾に「伝統工芸」とある | 本願寺の近くには仏具店の並ぶ「上数珠屋町通」、「上数珠屋町通」がある | (写真のように)家に持ち帰って、ゆっくり食べたい |
京漬物「すぐき漬」の名店「なり田」 | ミシュラン3つ星常連の「つる家」 | 京こまを作っている「雀林」 |
しば漬は「土井」を好んでいます。漬物の好みは人それぞれ、意見を聞くと決断できなくなる | 瓢亭、菊乃井も常連です。この3つが京料理御三家か | 京こまの店はここだけ |
御所に納める畳を作っている「菱屋畳」 | 京七宝を再興した並河靖之の記念館 |
畏れ多くも「天皇の玉座になる畳」を初め京たたみを作っている「佐竹商店」 | 東山区三条通北裏白川筋東入近くには「七宝焼き」のお店が並んでいる |