(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)
上生菓子
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嘯月(小柳南通堀川東入ル) | 長生堂(北大路通賀茂川東縁) | 紫野源水(新町通北大路下ル) | 聚洸(大宮通寺之内上ル) |
詩仙堂「嘯月楼」(しょうげつろう)の名をとったか。完全予約制、振りに行っても買えない。最近頓に人気がある。 | 「京都12ヶ月」(淡交社)の全12冊に季節の和菓子(多くが煉切り)を連載させるほどの名店。 | 干菓子桜の有平糖でも名を馳せるこの店。薯蕷煉切り「ひとひら」は各種雑誌でも紹介される人気品。 | 「じゅこう」。着せ綿技法で作る煉切り「着せ綿」(重陽の節句菓子)、春の「ひちぎり」が有名です。 |
千本玉壽軒(千本通今出川上ル) | 老松(上七軒) | 鶴屋吉信(今出川通堀川西入ル) | 虎屋菓寮(一条通烏丸西入ル) |
本家「玉壽軒」の代表銘菓は落雁「紫野」ですが、「千玉」は現代和菓子から煉切り「桜花」「唐衣」まで作る。 | 老松は干菓子(砂糖漬け)、生菓子(揚げ月餅)、夏の銘菓夏柑糖、さらには煉切りも、幅広い。 | 看板にあるように「吉信」の代表銘菓は柚餅(求肥物)だが、煉切り「花ぐるま」「あじさいきんとん」も。 | 「とらや」の羊羹夜の梅(流し物)は持ち応えがあって堪らないが、季節ごとのきんとんも外せない。 |
花子(丸太町通東大路東入ル) | 一保堂茶舗(寺町通夷川下ル) | 二條若狭屋(二条通小川東入ル) | 亀屋則克(堺町通三条上ル) |
敷居の高くない和菓子屋。季節ごとの煉切りもとっても美味しい。こういう店は得難い。 | 併設の喫茶室「嘉木」では、上生菓子を頂きながら「一保堂のお茶」が飲める。これが一保堂の特典。 | 「二若」の代表銘菓は家喜芋(薯蕷饅頭)ですが、煉切り「咲き分け」・外郎売「しだれ桜」も作っている。 | 「則克」の代表銘菓は浜土産(流し物)ですが、きんとん「岩根つつじ」も自信作らしい。 |