(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)
(街角で拾った)専門店
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真言宗の本屋 | 左官材料の卸 | 甍(いらかの製作・工事か) | 「京都古建築設計事務所」 |
寺町通五条下ル | 東堀川通下立売下ル | 堺町通錦小路上ル | 新シ町通(大宮通の1本東)蛸薬師下ル |
古い経典の店は多いが、真言宗に限定しているのは「山城屋」(写真、藤井文政堂)くらいか | 街中で「壁の材料」などを商売している「灰豊」、個人でも買えるそうです(個人向けにはブルドーザは不要でしょうが) | 「瓦屋」でなく「甍(瓦の屋根)屋」と銘打って「大きな」商売をするのは、京都と奈良くらい。写真は「甍 林治」 | 「古建築」とは「町屋」なのか「寺社仏閣」なのか、良くわからないが、こんな「専門店」もある |
「楜(くるみ)材」の工芸店 | 「染色用机」などの木工の店 | 計量器販売店 | 椅子張替の店 |
小川通三条下ル | 堀川通蛸薬師上ル | 夷川通衣棚東入ル | 三条通天神東入ル |
「楜(くるみ)」だけで商売が成り立つのか、心配。「楜工藝 福本」 | 堀川通に面して「染色用机(どういうものか不明) 木製品・加工・修理 足立木工」の看板が出ている、足立の字が消えている | 江戸時代から京秤座を免許されている神(じん)家の後裔がやっている「度量衡/計量器販賣所」 | 京都人は(本質的に)ケチですから、椅子も修理(張替)してまた使う。写真は「近藤椅子製作所」 |
窯元 | 桐箱 | 風水 | タイル |
麩屋町通二条上ル | 堀川通五条下ル | 富小路通二条下ル | 二条通新東洞院東入ル |
流石に街中で「焼き物を焼いてはいない」。写真も街中に店だけを持つ清水焼の「六々堂」 | 箱を作っている店は多いのだけれど、「桐箱専門」はなかなか見つからない。写真は「箱藤商店」 | 「多そう」に思うのですが、意外と見つからない。写真は「かいうんや 吉保館」 | 左官に押されているか。(洋風に見える)タイル屋も少ない。写真は「ちかなかタイル」 |
酵母 | マッチ | 缶詰 | 弦楽器 |
大宮通今出川上ル | 西大路通三条上ル | 寺町通六角下ル | 高倉通夷川上ル |
写真は、酵母を使った健康食品などの製造・販売をする会社「酵研」 | 写真は、昔から「宣伝用マッチ」を作り続けている「三光マッチ社」(最早需要が少なくなったか) | (最近復活しつつある)缶詰屋、オリジナルの缶詰を作ってくれる。写真は「カンナチュール」 | 邦楽器は多いですが、洋楽器になると京都には少ない。写真は「渡辺弦楽器工房」 |
「五岳」(ごがく) | 「伊藤竹香堂」 | 「静好堂中島」 | 「安達表具店」 |
御前通下立売下ル | 間之町通夷川上ル | 大宮通紫野上ル | 猪熊通丸太町下ル |
店名を小さく記す暖簾に載せても良いような表具店 | 「京表具の重鎮」らしいが、表を見るだけではわからない | 裏千家職方で表具全般の仕事を手掛ける表具師(現在で三代目) | URLが「www.fusuma-kyoto.com」と「京襖」の第一人者のよう |
「ネーム」 | 「フェルト」 | 「帽子」 | 「シャツ」 |
堀川通鞍馬口上ル | 大宮通鞍馬口上ル | 旧丸太町通(丸太町通の1本南)千本東入ル | 蛸薬師通烏丸東入ル |
「ネーム屋」(woven label、衣服に付ける「ブランドラベル」などの総称)。写真は「コバオリ(旧名=小林織ネーム)」 | 数人の若い女性の集まるアトリエ(工房)「セレネッラの咲くころ」でHandMadeFeltを作っている | 昔からやっている「松美製帽所」。レトロな帽子を作ってくれそう | 「片木シャツ」本店とある。男性用の「シャツ」(外着)を売っている。Yシャツのオーダーもできる |
「制服」 | 「ドレメ」 | 「洋裁」 | 「ビーズ」 |
猪熊通丸太町上ル | 岩上通蛸薬師下ル | 姉小路通坊城西入ル | 猪熊通押小路下ル |
地元京都の制服屋「岡忠」(店舗)。会社の制服なども作ってくれる | 最早「役目は果たした」か。写真は「千阪ドレスメーカー」 | 京都には和裁は教室も含めて多いが、洋裁となると、表札には「Sewing House 長田教子」とある | 「ビーズが衣服」かどうかはわからないが、この店は「京都ビーズ刺繍研究所 アトリエ ヨ・リ・リ」 |
紋章(着物に付ける家紋など) | 撚糸(織る前に「糸を撚る」=ねんし) | 精練(織る前に「糸を洗う」=せいれん) | 引箔(糸に金銀を付けた引箔糸を作る) |
釜座通二条上ル | 堀川通下立売下ル | 釜座通二条下ル | 小川通上立売上ル |
紋章にも工程がある。「意匠設計」(どんな紋にするか)に始まって、最後は「染め抜き」。写真は「太田紋章工芸」 | 糸は撚っておかないと織れない。写真は北洞、相当大きい「撚糸屋」さん | 精練には「織物を洗う」(高田精練)と「糸を洗う」(絹糸の光沢を鮮やかにする、写真の「伊吹猪精練加工」)がある | 写真は「西村金糸」、他に箔屋野口もある、共に名店(引箔糸を使うと西陣織らしくなる) |
染色(も幅が広い、不勉強につき分類できない、糸染めか生地染めかも区分できないで列挙しています) | |||
油小路通六角下ル | 蛸薬師通猪熊西入ル | 麩屋町通夷川上ル | 上立売通浄福寺西入ル |
写真は、無地染の「池山」、看板が目立つ | 伝統技法引染(生地に染料液を刷毛で均一(無地)に、またはぼかしの表現で染色する地染め方法)の店(の一つ)「八木喜染工」 | (西陣織の染色ではないですが)手染めでいろいろ染色してくれる「草木染めの天然色工房tezomeya」もあります | (西陣織の染色ではないですが)藍染めの工房 藍の館(大原)の「炭田」(写真、出先か)もあります |
綜絖(そうこう) | 杼(織機の緯糸(よこいと)を通す道具=ひ) | 整経機(経糸の長さと幅を揃える機械) | 手織り機 |
猪熊通元誓願寺下ル | 五辻通千本西入ル | 浄福寺通五辻上ル | 五辻通旧七本松西入 |
綜絖(織機の経糸(たていと)が模様になるように糸を通しておく)という面倒くさい準備をする店。写真は「大沢綜絖店」 | 写真は「日本で唯一・最後の“杼職人”」がやっている「長谷川杼製作所」(杼を作る店) | 写真は「丸辨製作所」、「池田式」というから“特殊性能”を持つ整経機を作る店らしい | 「手織り機(はた)」およびそれに付随する道具を作っている貴重な「稲垣機料」(写真) |
縫い糸 | 裏絹 | 紐 | 帯芯 |
松原通室町東入ル | 姉小路通柳馬場東入ル | 猪熊通出水下ル | 新町通押小路下ル |
縫い糸もいろいろ。写真は、ニコニコ絹縫糸の「糸六」 | 着物には裏絹(着物の裏地で使われる胴裏、八掛、衣敷当てなど)が必須。写真は、裏絹・八卦を卸している「里村商店」 | 紐も、「平紐」「丸紐」「角紐」「笹波紐」などいろいろ。写真は「京都丸紐製造所」 | 帯には帯芯が必須。写真は「帯芯屋 うめもと」 |
刺繍 | 刺繍工芸 | 刺繍修復 | 刺繍針 |
夷川通新町西入ル | 浄福寺通出水上ル | 高倉通三条下ル | 蛸薬師通岩上西入ル |
京都の刺繍=京繍は中村刺繍などが有名だが、至る所に「刺繍屋」はある。写真は(その一つ)「磯田刺繍店」 | 「刺繍屋」の中には「刺繍工芸」に力を入れている店もある。写真は(その一つ)「堀田工芸」 | 「京都刺繍修復工房 三条工房」(「和光舎」の子会社)では「昔の刺繍」を修復してくれる | (染織用の道具の他)「刺繍用の針」も扱っている「徳田商店」(写真)、刺繍も多種多彩 |
地直し | 洗い張り | 湯のし | 洗い(丸洗い) |
西洞院通夷川上ル | 寺之内通大宮東入ル | 大宮通鞍馬口上ル | 室町通二条下ル |
「地直し」は「汚れやシミなどを取り除いて綺麗に戻す」作業。写真は「地直し屋 やまさき由」 | 「洗い張り」は(着物を解いて反物に戻し、その反物を)「水に浸けて洗剤などで洗う」作業。写真は「紀之政呉服店」 | 「湯のし」は(「洗い張り」の一環で)「水洗いした後、水により縮んだ生地を湯で伸ばす」工程。写真は「たかはしや」 | 「洗い」にも「丸洗い(着物を解かないでそのままドライクリーニングする)」と「洗い張り」がある。この店は「前者」か |