(京都の寺社−今昔−写真比較)
仁和寺
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正式名称・宗派
:大内山仁和寺/真言宗御室派総本山(末寺約770)
開基
:先代光孝天皇が着工した西山御願寺の後を受けて、
宇多天皇
が仁和4年(888)仁和寺として完成させたのが始まり。宇多天皇は退位後、昌泰2年(899)出家してここに「御室」を設け法皇として法務・政務を見、承平元年(931)ここで崩御したことから、仁和寺では宇多法皇を開山としている。以来門跡が続き「御室御所」、または単に「御室」と通称されている。
住所(昭和40年代の表記)
:右京区御室大内町
交通の便:市バス59番「御室仁和寺」下車(徒歩1分)または京福電鉄北野線「御室」下車(徒歩3分)
特記
:広大な境内はいつも静かで
金堂
(国宝、内裏の紫宸殿を移築したもの)、
五重塔、二王門
(各重文)は見応えがある。阿弥陀如来座像(国宝)は春秋の名宝展に公開される。遅咲き(染井吉野より1〜2週間開花が遅れる)の
御室桜
の頃は多くの人出がある(この桜の時期だけ境内に入る時入園料が必要になる)。
双ヶ岡
に近い。
関連する東山三十六峰
:なし
公式サイト
:
仁和寺
建物
昭和40年代
現在
(撮影年月日)
1969−3
2007−8−13
金堂
前の「灯篭」
比較(コメント)
旧御室御所以外は自由に拝観できる
この自由さは今も変わらない。ファンには嬉しい
(撮影年月日)
1969−3
2007−8−13
旧御室御所玄関(勅使門)から眺める「
宸殿
」
比較(コメント)
旧御室寺御所の拝観料は100円
思いのほか拝観者は今も多い
(撮影年月日)
1969−3
2007−8−13
中門の「天王像」
比較(コメント)
(撮影年月日)
1969−3
2007−8−13
「
五重塔
」
比較(コメント)
高い木が多い
木を整理したか
◆◆◆ 昔と「同じ角度」の写真はないのですが、「現在の写真」もいくつか掲載しておきます。 ◆◆◆・・・
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2015−4−4 正面が
二王門
仁和寺全景(双ヶ岡頂上近くから)
2022−4−11
金堂
(境内の中央を真っ直ぐ進むと、一番奥に控えている)
2022−4−11
満開の
御室桜
に浮かぶ五重塔