(京都の寺社−今昔−写真比較)
龍安寺
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正式名称・宗派
:大雲山龍安寺/臨済宗妙心寺派
開基
:平安時代末左大臣藤原実能が山荘を設け域内に徳大寺を創建したことから、徳大寺家の所領が続いたところ、宝徳2年(1450)
細川勝元
がこの地を譲り受けて妙心寺の義天玄承を開山として龍安寺を創建した。以降数回焼失し、寛政9年(1797)の焼失後、西源寺の方丈を移築したのが、現在の方丈として残っている。
住所(昭和40年代の表記)
:右京区竜安寺御陵ノ下町
交通の便:市バス59番など「竜安寺前」下車(徒歩1分)
特記
:なんといっても
方丈南にある「虎ノ子渡し」の石庭
。油土塀に七五三の石を配した庭は
枯山水
の庭として世界中に轟いている。「吾唯足知」を図案化した
「知足」の蹲
も有名、すぐ脇にひっそりと咲く「侘助椿」が名実ともに花を副えている。石段上の庫裡の佇まい、四季の花の咲く鏡容池もじっくり味わいたい。
関連する東山三十六峰
:なし
公式サイト
:
龍安寺
建物
昭和40年代
現在
(撮影年月日)
1962−2−27
2007−8−13
方丈南
の「石庭」(西部分)
比較(コメント)
静寂の「
虎ノ子渡し
」
借景の樹木が欝蒼と伸び始めた
(撮影年月日)
1962−2−27
2007−8−13
方丈南
の「石庭」(東部分)
比較(コメント)
拝観料は100円
少しきれいに整備されたが“不変”
◆◆◆ 昔と「同じ角度」の写真はないのですが、「現在の写真」もいくつか掲載しておきます。 ◆◆◆・・・
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実際には方丈は人で溢れています
なにしろ世界遺産ですから
「知足」の蹲
(2007−8−13)