赤山
(INDEX)
独断評価 | 発見難易度 | 登頂体力度 | 頂上眺望度 | 山行愉悦度 | 総合評価 |
5点満点 | ★★★★★ | −−− | −−− | −−− | −−− |
- 山頂の特定(地図)
- 『赤山禅院』山門前を北へ進み、右手にある「修学院離宮」の柵(有刺鉄線)に沿って登る。柵沿いに道は整備されている。やがて「本四号門」(手持ちのGPSによればN35度03分15秒4・E135度48分27秒1、標高184m)に着く。この本四号門の西北西の方向にピークがあり、これが赤山頂と思われる。
- 赤山頂は柵内にあり、宮内庁が管理しているため一般の人は立ち入ることができない。
- 地形図によれば山頂に標高点(196m)がある。
- 一部の地形図では標高が200mあるように見えるが、原則に従い標高点の標高196mを採用。
- 登頂記録
- 初登頂は、H15-7-20。山頂探索を目的に登った。
- 本四号門の先をさらに登っていくと、修学院山の近くまで出る(この地点で道を左にとれば比叡山へ出られる)。このルートは結局「修学院離宮」の柵を一周することになる。
- 赤山
- 一言で言えば赤山禅院の背後にある流麗な山。
- しかし『赤山禅院』からは近過ぎて山の姿は見えず、山頂が見えるのみ。
- 少し離れて修学院離宮の南西から見るとよくわかる。
- 雍州府志の現代語訳では「せきさん」と(濁らない)ルビがふってある。
- 東山国有林風致計画では「しゃくざん」とルビがふってある。
- 名前のとおり「修学院赤山」にある。
- 赤山禅院
- 京都御所の「表鬼門」にあたり皇城守護の寺。拝殿の屋根に厄除けの「猿」が祀られている。「表鬼門の赤山さん」と通称される。
- 仁和4年(888)円仁(慈覚大師)の弟子安慧による創建。天台宗。本尊は赤山大明神(泰山府君)。
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赤山禅院「山門」。紅葉の頃は真っ赤に |
拝殿の屋根に乗る厄除けの「猿」 |
本尊「赤山大明神」 |
- 宝幢寺(ほうとうじ)
- 赤山禅院のすぐ北にある(左京区上高野釜土町)。山号は霊芝山(れいしざん)、浄土宗西山禅林寺派。非公開だが、境内の参詣は自由。
- 寛永年間(1624-)旭移(きょくい)により開創。
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宝幢寺に至る石段 |
宝幢寺の「山門」 |
宝幢寺の「阿弥陀堂」 |
- 雍州府志での記述
- 東山国有林風致計画での記述
- 赤山
- 高野山の南にある。麓には赤山禅院(しゃくざん)がある。
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修学院離宮の南西から見る赤山 |
山門北の「修学院離宮柵」から赤山へ入る道 |
「修学院離宮」の本四号門(赤山最近接点) |