(京都の寺社−今昔−写真比較)
青蓮院
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- 正式名称・宗派:青蓮院門跡/天台宗
- 開基:比叡山東塔南谷に伝教大師最澄が僧侶の住居として建てた「青蓮坊」が始まりで、天養元年(1144)鳥羽法皇の帰依を得て行玄(藤原師実の子)の都の住坊として京内に移し門跡寺院青蓮院と改称した(三条白川あたり、行玄が第一世の門主となった)。鎌倉時代慈円僧正が門主(第三代)を勤めた頃、現在の地に移ったらしい。
比叡山天台三門跡の一つで、明治になるまでおよそ730年の間に48代の天台座主を輩出した。天明8年(1788)後桜町上皇が青蓮院を仮御所としたこともり、粟田御所と呼ばれる。
- 住所(昭和40年代の表記):東山区粟田口三条坊町
- 交通の便:市バス5番など「神宮道」下車(徒歩10分)
- 特記:粟田口の石垣脇に立つ楠の大木、勅使門が目立つ。日本三不動のひとつ「青不動」(国宝)、室町時代の相阿弥作と伝える築山泉水庭、江戸時代の小堀遠州作と伝える「霧島の庭」が有名。
- 関連する東山三十六峰:華頂山 公式サイト:青蓮院
建物 | 昭和40年代 | 現在 |
(撮影年月日) | 1974−4−6 | 2007−9−16 |
粟田口の石垣脇に立つ「楠の大木」 |
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比較(コメント) |
拝観料80円 |
今も変わらない風景 |
◆◆◆ 昔と「同じ角度」の写真はないのですが、「現在の写真」もいくつか掲載しておきます。 ◆◆◆・・・このページのトップへ
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2007−9−16 「勅使門」 |
2007−9−16。青空に聳える「楠の大木」は、市登録天然記念物 |