海蛇 (Hydra , Hya.)
ラテン語の名順
(INDEX)
日本語の名順
(索引)
■見える時期・方角(東京): 春, 南
■星の数(肉眼): 206
■形 : 長蛇 (頭と身体)
- ■特徴
- 「全天、最大、最長の星座」である。蟹座のすぐ南に頭があり、そこから東へ向かって、六分儀座、コップ座、烏座、乙女座、天秤座の間を縫っていて、その広がりは 102度もある。しかし全部が暗い星なので、目立たない。
- ■伝説
- ヘルクレスが ミュケナイ王 エウリュステスから命ぜられた二番目の仕事は、レルネ沼の ヒュドラ(海蛇)退治で、この海蛇は 9つの首を持ち、さらに 1つの首を切られるとそこから新たに 2つの首が出てくるという怪物であった。ヘルクレスは、火で首を焼き潰し、どうしても死なない最後の首は岩の下に埋めて、やっと退治できた。