(京都の寺社−今昔−写真比較)
善峰寺
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正式名称・宗派
:西山
(にしやま)
善峯寺/単立天台系
開基
:長元2年(1029)比叡山の源算上人がこの山地を開いて創建した。長元7年(1034)には
後一条天皇
から「良峯寺」の寺号を賜った。源算上人はずっとこの地に隠棲し百十七歳の長寿を全うしたという。
その後天台座主を退いた
慈円
が住したこともあり、後鳥羽上皇直筆の寺額を賜ったことで寺号を善峯寺と改めた。西山宮門跡とも称された。
応仁の乱で伽藍が消失、江戸時代はじめ桂昌院の寄進によって再興され現在に至る。
住所(昭和40年代の表記)
:右京区大原野小塩町
交通の便:阪急バス66番「善峯寺」下車(徒歩10分)
特記
:西山の奥深くに西山随一の規模を誇る。
天然記念物
の
遊龍の松
は一見の価値がある。全長54m(平成6年(1994)松食い虫の被害で15m短くされた、現在は39m)の奇観。境内は躑躅の名所でもある。
西国第二十番札所
にもなっている。
関連する東山三十六峰
:なし
公式サイト
:
善峰寺
建物
昭和40年代
現在
(撮影年月日)
1973−7
2007−12−08
庭から望む「多宝塔」
比較(コメント)
最近は参詣者が増えています
(撮影年月日)
1973−7
2007−12−08
「
遊龍の松
」
比較(コメント)
短くなる前の「遊龍の松」
が見られます
柵の型式が変わった
◆◆◆ 昔と「同じ角度」の写真はないのですが、「現在の写真」もいくつか掲載しておきます。 ◆◆◆・・・
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2007−12−08
石塀(右の石段)沿いの紅葉
2007−12−08
阿弥陀堂へ登る石段
2017−11−24。釈迦岳(点名=善峰)下山路から「善峯寺」が見える