(東山三十六峰ハイキングコース)
粟田山−華頂山−高台寺山−東大谷山−長楽寺山−円山
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粟田山までの道は粟田山北稜になっています。初めの内は左手に都ホテルの庭(散歩道)を見ながら進みます。東山トレイル標識26番を過ぎるあたりで(右の写真)ホテルから離れて、南に直進します。粟田山の頂上はわかりにくいです。北側の見晴らしがよくなったところにある「二本松の先の一本松」あたりが頂上です。少し開けているので休憩にも向いています。
粟田山からさらに南へ登り続ければ華頂山へ行けます。左手に観覧席のような鉄骨建造物が見えてくればもうすぐです。さらに山道(右の写真)を直進すれば(登り続ければ)大日堂のある舗装道に出ます。華頂山の頂上に辿り着くためには拝観料を払って大日堂へ入る必要があります。
高台寺山へ行くには、今登ってきた道を少し戻る(下りる)ことになります(右上の写真)。100m程戻る(下りる)と、円山公園への分岐標識(東山トレイル標識23番)が見つかります。この分岐を円山公園方面に道をとって、また暫く下り、「知恩院−将軍塚ルート」を左へ(概ね南へ)進みます。これが高台寺山へ行く道になります。後は「高台寺を示す石標」を見つけるだけです。少し開けた三叉路風の分岐点の右手(右の写真)にみつけることができます。石標の示す「細い道」を信じて50m程進むと、高台寺山頂に出ます。
高台寺山からは、石標(右上の写真)へ戻り「知恩院−将軍塚ルート」(右の写真)を戻り(下り)ます。先ほど華頂山から下りてきた分岐も通り越して進みます。東大谷山は「知恩院−将軍塚ルート」上にあります。東大谷山にある写真、またはGPSを片手にしない限り、山頂の特定はできないでしょう。気持ちよい道なので、間違いなく通り過ぎてしまいます。
東大谷山を通り過ぎて、まだまだ「知恩院−将軍塚ルート」を下りていきます。道は何回か左右に大きく蛇行します。やがて蛇行点の正面に「この先抜けられません」の注意板・右手に「大きな堆石」(右の写真)がみつかります。その付近の「けやきの大木の下の小さなピーク」が長楽寺山頂です。注意していれば、これは見つけられるでしょう。もうすぐゴールですが、ここで小休止するのもよいでしょう。
長楽寺山頂付近に「知恩院大鐘楼」の道標(右の写真)が掲げられている。この方向(右)へ道をとって、道なりに下りて行くと、知恩院大鐘楼に出ます。出たところで左折すると知恩院と境を接している円山公園に入ります。するとすぐに安養寺があります。山門を潜って石段を登りつめると本堂になる。ここが円山頂です。振り返れば祇園の町並みが見えます。本コースのゴールです。