(京都の寺社−今昔−写真比較)
北野天満宮
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正式名称・宗派
:(−−−−)北野天満宮
開基
:天暦元年(947)菅原道真の怨霊鎮めのため、古くから農業祭が行われていた京外の北野の地に創建され、永延元年(987)一条天皇の令により初めて勅祭が執り行われ「北野天満宮天神」の神号を得た。今の社殿(国宝)・中門・回廊は、慶長12年(1607)豊臣秀頼が一般の権現造りより複雑な「八棟造り」で再興したもので、桃山時代の豪華な彫刻が施されている。毎月25日は道真公の命日にあたり「天神さん」と呼ばれる縁日となっている。
住所(昭和40年代の表記)
:北区馬喰町
交通の便:市バス203番など「北野天満宮前」下車(徒歩10分)
特記
:重厚な
社殿、白砂敷の境内
が中心。神さまであっても人間菅原道真をまつるという性格が親しみを感じさせる。
社殿西側には『東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな』と詠った道真公を偲ぶように「梅苑」があり、12月下旬から3月初旬まで花を楽しまさせてくれる。
関連する東山三十六峰
:なし
公式サイト
:
北野天満宮
建物
昭和40年代
現在
(撮影年月日)
1972−10−8
2007−8−9
一の鳥居から楼門を望む境内
比較(コメント)
影向松など自然が残り静かさを感じさせる
いつの間にか駐車場に変わってしまった
◆◆◆ 昔と「同じ角度」の写真はないのですが、「現在の写真」もいくつか掲載しておきます。 ◆◆◆・・・
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「
社殿
」前の「白砂敷境内」での
梅干し作りの光景(毎年8月)
2009−2−14
梅の時期
の「
社殿
」
2017−8−13
「社殿」の手前にある「三光門」
◆◆◆ 「御所」は寺社でないため、川勝政太郎著「京都古寺巡礼」に記載されていませんが、参考までに
御所の「今昔の写真」
も掲載しておきます。 ◆◆◆・・・
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建物
昭和40年代
現在
(撮影年月日)
1966−10−12
2014−11−5
紫宸殿
比較(コメント)
厳かな建物です
左近橘の刈り方が「丸」でなくなったか
東側池庭から望む御学問所
比較(コメント)
静かな庭です
高い松の位置も変わっていない(伸びたが)