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■歌について

父との不仲の沈みがちな心境を述懐した歌。定家好みの清輔代表作。

■出典

新古今集雑下

■作者略歴

1104ｰ1177。藤原顕季以来の六条家の和歌の家を継ぐ。父とは不仲で、堀河・鳥羽・崇徳に仕えるが、出世しなかった。太皇太后宮大進。69歳のとき長寿の歌人を集め、尚歯会を作った。

【補】

弟の頼輔が九条兼実・九条邸のお隣に住んでいた縁か、藤原清輔は九条兼実の和歌の師となった。