(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)

「月と京」に関する断章           (INDEX:索引へ)


50数年前中村直勝を読んで以来、「京都には月が似合う」と思い込んだまま、月日だけが過ぎていきました。
まとめて“きちん”と調べていないので、“きちん”まとまったページにはならないと思いますが
「月と京」に関する気になることを書き連ねてみたい。(月は夜の写真になるので、ほとんど手持ちがない。ご容赦ください。)

満月の古典的な名所「鷹峯」「鴨川」に懸かる月
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漸く鷹峯の「山の端」に出始めたところ(真夜中まで待てば南中するのですが・・・)花札の「八月」はこの絵(鷹峯の満月)で決まり南座の上に出た「中秋の名月」(少し雲がかかっていましたが)四条大橋からの「上弦の月」(酔っていたか)

    銀閣    平安時代の観月    満月だけではない    月の神様を祀る神社    桂離宮

東山の麓から見る銀閣月が昇る「東山」(昼間の光景)
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左に「銀閣」、右下に銀沙灘(櫛目の波や模様が描かれてある)東山の峰が連なる中の月待山(右奥の大文字山の左の山)から月は昇る(門前にある銀閣寺総案内図)手前の峰=「月待山」、その奥の峰=「大文字山」。この山から出る月を見てみたい
大覚寺大沢池広沢池
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「五大堂の観月台」(池の方に迫り出している)、「龍頭鷁首の船着き場」も見えます遍照寺山」(左の山)を背景に観月する、一人(または少人数)ならここがベスト
十七日の「月の出」はもう少し遅くなる。立った方が早く見られる、立って待とうか(立待月)。

十八日の「月の出」はもっと遅くなる。立ちくたびれて坐って待とうか(居待月)。

十九日になると、先は長い、寝転がって待とうか(寝待月)ということになる。
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2021年の「中秋の名月」(南中時)はこんな風に見える(Clickすれば星座名も)月の満ち欠けはこんな風
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月読神社(松尾)祇園祭の「月鉾」巡行
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斉衡3年(856)壱岐(海上の神)から「松尾山南麓」に移ってきた。19C後半松尾大社の摂社に「月讀尊」を祀る本殿前の石燈籠には「月讀宮」とある人気のある「鉾」です


桂離宮「古書院」桂離宮「笑意軒」桂離宮の全体図
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建物の右手前「池」に向かって「月見台」がある(写真では木に隠れている)左手前の手水鉢が「浮月」月がよく見えるよう東側が開けている