(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)

小野篁(たかむら)           (INDEX:索引へ)


読みの難しい歴史上人物の一人「篁」、「たかむら」と読む(この読みはこの人一人だろう)

融通の利かない性格が生み出した「遣唐使拒否事件」「地獄の冥官伝説」に的を絞って、京都の小野篁について調べてみた。

生家参議篁
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珍しく「右京」に住んだ。右京二条二坊四町、御所(大内裏)のすぐ西隣現在の「旧二条通」にあたる配所「隠岐」に向かう時、詠んだとされている
地獄の冥官伝説に関する場所
千本ゑんま堂「現世と他界の境=六道の辻」黄泉がえりの井戸もう一つの「六道の辻」
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最大級の「閻魔大王」が鎮座、小野篁は閻魔様の脇で閻魔の仕事を監理監督(弁官の仕事を)している、裁判官ではない六道珍皇寺に『冥途入口の井戸(冥途通いの井戸)』と(右へ続く→)この門戸のすぐ裏に『冥途出口の井戸(黄泉がえりの井戸)』がある(最近見つかった)「福生寺」にも『冥途出口の井戸』があって(今は無い)ここ(嵯峨大覚寺門前六道町は「生の六道」と呼ばれていた
大善寺(の六地蔵)小野篁卿墓
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現在は奈良街道の「伏見地蔵」で知られている墓は伝承「紫式部が地獄へ落ちるのを篁が冥官として取りなした」ことから隣接して葬られている