(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)
「男はつらいよ」と京都
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河井寛次郎資料館 | 伊根 |
寅次郎が寛次郎独特の赤黒緑の打薬窯変三彩碗をもらって、それをぞんざいに扱う場面は笑いを誘う。 | 船宿の方から湾を出入りする船を見ながら寅次郎とかがりが語り合う場面はひときわ美しく、胸が締め付けられる。 |
映画に出てくる「丸太町橋」(路頭の儀) | 現在の「丸太町橋」 | (映画に映る)川端通今出川交差点(の現在) | (映画に映る)河合橋 |
映画の場面。鴨川の「北西岸」から撮影、橋桁に特徴がある。右端の高い建物が旧「京都電信電話会館公社」。 | 平成29年(2017)、鴨川の「南東岸」から撮影、明らかに橋桁が違う。左端の高い建物が旧「京都電信電話会館公社」。 | 北東角の「正定院」だけが映画と同じ。街角は変貌する。今はコンビニもある。 | 映画ではここを右折する。(今はここを渡らない(通らない)が)灯籠は映画と同じ。 |
(映画でバイをやっている)「葵公園」 | 上賀茂神社の神馬堂 | 料亭 | 河井寛次郎資料館内部 |
いつものパターン、ここでロケをやった。遠景は当時とあまり変わっていない(京都には高い建物は造られない)。 | 寅次郎と「作次郎」は作陶の話をしながら、店内で名物「やきもち」を食べる。店内に「ロケ写真」が架かっている。 | (映画では木屋町通から写真のような細い路地を入った)料亭へ。(店の特定はできないので、同じように私の行く木屋町通から入る)店の写真。 | 内部もふんだんに現れてくる。写真は住居部の2階、寅次郎が何も知らずに普段遣いに使う。 |
哲学の道 | 渡月橋 | 京都のラブホテル | 三条大橋 |
先生が「三高寮歌」を歌いながら「夏子」と散歩する。 | 渡月橋畔で「啖呵売」をやっているところ「夏子」とバッタリ、近くの「琴きき茶屋」で「夏子」と桜餅を食べる。 | 「夏子」と寅次郎は母が経営するラブホテルを探す(松竹の資料によれば安井毘沙門町)。 | 最後に互いに母子と認知したか、寅次郎と母が混雑する三条辺りを買い物歩きする。 |
この辺は昭和44年(1969)(映画公開)の頃と全く変わらない。 | 「琴きき茶屋」は「本家 桜もち」の大きな提燈を架けて、今も営業している。 | 現在は建て替えられて、綺麗なホテルになっている。 | 山田監督は「三条大橋」を地元民も使う観光地と見ていたか。 |