(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)
京の赤色
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緋色 | 紅色 | 朱色 |
上賀茂神社の楼門 | 伏見稲荷大社の千本鳥居 |
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典型的な丹色(にいろ)。英語には微妙な表現が無く、「Red」と言うらしい。 | 「稲荷塗」は「少し深みのある朱色」だが、千本鳥居は「黄みがかったうすい朱色」(朱華(はねず))です。 |
霊鑑寺の日光椿 | 曼殊院の霧島つつじ(きりしま) | 法金剛院の蓮 |
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「日光椿」は別名「紅唐子」。濃朱紅色(DeepRed)と言われる。なにしろ色が濃い。 | 「きりしま」にはいろいろな色の花を付ける品種もあるが、曼殊院のは深紅(Crimson)。 | 「蓮」は紅でもピンクに近い。「赤みのうすい赤紫」(紅梅色、RosePink)。 |
真如堂の紅葉 | 安楽寺の落ち葉 |
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まさに朱色(Cardinal)。光の当たり具合によっては銀朱(PepperRed)にも見える。 | 落葉すると、暗くなる。「暗い赤(紅)」=栗梅(DarkCardinal)か。赤に限らず、色は難しい。 |
丸太町通の西方に沈む夕陽 | 京都迎賓館「夕映の間」の「愛宕夕照」 |
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嵐山方面が茜色(MudderRed)に染まる。 | 実は「綴織(つづれお)りの織物」。黄みのさえた赤、黄丹(おうたん OrangeVermilion)か。 |
本田味噌本店の「お椀の暖簾」 | 同志社大学「彰栄館」(重文) |
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模様が「朱塗り(辰砂)の漆器椀」だから 朱色が目に付く。 | 「煉瓦造り」(赤煉瓦とも言う)だから煉瓦色。京都には「煉瓦造の建物」も多い。 |
街角のお地蔵さんは「赤前掛け」 | 鳥居本の「鮎よろし平野屋」 |
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京都の街角には必ずお地蔵さんが。 そして必ず赤前掛けです。 | こういう店にはお決まりの緋毛氈の床几(縁台)。緋毛氈だから緋色(住所:嵯峨鳥居本仙翁町)。 |