(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)

藤原時平           (INDEX:索引へ)


菅原道真の政敵であった故に「評価の低い藤原時平」。現代の視点で、藤原時平を評価してみよう。

    藤原時平の家系から考える(後世の表面的)評価    菅原道真との経歴比較から考える評価    歴史書での藤原時平の評価    私説
藤原時平の家系図
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区分菅原道真藤原時平天皇関連する出来事
年齢出来事年齢出来事
承和12年(845)1誕生(菅原是善の三男)仁明
嘉祥3年(850)6文徳
天安2年(858)14清和
貞観4年(862)18文章生(式部省試合格)
貞観13年(871)27少内記1誕生(藤原基経の長男)
貞観16年(874)30従五位下(兵部少輔)4
貞観18年(876)326陽成
元慶元年(877)33文章博士7
元慶4年(880)3610時平の弟・忠平(基経の四男)誕生
元慶8年(884)4014光孝
仁和2年(886)時平、
親七光り
出世
42讃岐守へ転出(890年春まで) 16正五位下(加冠)
仁和3年(887)4317蔵人頭宇多
寛平2年(890)4620従三位
寛平3年(891)道真、
宇多の
肝煎りで
異例昇進
47蔵人頭21参議時平の父・基経没
寛平5年(893)49参議、勘解由長官23中納言
寛平6年(894)50遣唐大使24
寛平8年(896)5226道真の長女・衍子を宇多の女御に
寛平9年(897)両者、
廟堂に
並ぶ
53醍醐の奏請宣行(内覧)の任に27大納言、同左(内覧醍醐醍醐は13歳で即位
寛平10年(898)5428道真の三女・寧子を斉世親王(宇多の第三皇子)妃に
昌泰2年(899)55右大臣29左大臣宇多上皇、法皇に
昌泰4年(901)57従二位31従二位
大宰府へ左遷(昌泰の変)

       大宰府で没
(左遷後)時平の妹・穏子を醍醐の女御に
延喜3年(903)5933
延喜7年(907)37正二位、延喜格式撰進
延喜9年(909)39
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時平・忠平撰上の「延喜式」「寛平御遺誡」「大鏡」時平の段谷崎潤一郎の「少将滋幹の母」
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「貴重本復刻シリーズ」(臨川書店)の表紙「石川県立図書館」蔵書から「新潮日本古典集成」から「中公文庫」(2006年)表紙
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