(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)

(京都大事典に記載されている) 京都の廃寺(た行)           (INDEX:索引へ)




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橘逸勢邸址の碑のある所に「橘逸勢社」があった



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成願寺境内に移された「長宝堂」

  1. 白雲寺(はくうんじ):「愛宕山」(右京区嵯峨愛宕町)。奈良期に、泰澄(愛宕山の開山)が創建。光仁天皇が中興(建立は和気清麻呂か)。「この寺の縁起」に「愛宕山五寺」のことが書かれている。明治初年の神仏分離令で廃寺に。『宿坊跡』は発掘されている。愛宕神社によれば、廃寺後「愛宕神社」になった、という。勝軍地蔵は金蔵寺に移された。
  2. 伝法寺(でんぽうじ):「賀魔蔵山」(どこか不明、右京区嵯峨愛宕町あたりらしい)。具体的な記録が見つからない
  3. 日輪寺(にちりんじ):「竜上山」(どこか不明)。奈良期に、泰澄が創建。天応元年(781)中興されて「愛宕山五寺」に加わった。それ以降の記録は無い。
  4. 神願寺(じんがんじ):「高雄山」(右京区梅ヶ畑高雄町)。天長元年(824)神護寺となり、現在も存続している。
  5. 月輪寺(つきのわでら):「大鷲峰」(右京区嵯峨清滝月ノ輪町)。天応年間(781-)創建と伝え、現在も存続している。

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かつて東光寺があったあたりに、今は岡崎神社御旅所の碑が建っている






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「南蛮寺跡の説明板」は見えるが「南蛮寺跡の石碑」は駐輪自転車の陰でみえない。この辺りが「姥柳町」(両側町)


















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「山科本願寺の土塁跡」(石碑が建っている)