(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)

京都大事典           (INDEX:索引へ)


我が「京都小事典」より大きな名前の京都大事典」なる事典がある。
(1)昭和59年(1984)淡交社から初版が刊行されたもので、執筆責任者は、奈良本辰也、吉田光邦の両先生、執筆者は約150名に及ぶ。
(2)古代から現代に亘る「京都に関する事項」約7,200項目を選び出し、約1,080頁に跨って解説している。
(3)対象地域は、京都市とその周辺(宇治市、長岡京市、八幡市など)で、亀岡市以北は含まない。

片や我が「京都小事典」は「山、百人一首、平安京」を中心に「一人」で調べているので、範囲・量とも敵うべくもないが「どのくらい劣っているのか」を整理してみた。

淵ほか
地名 家系 流派 民間信仰 事件 ベスト列挙

(注)そもそも「時代の範囲」が異なっているので、平安京時代以降の「人物、歴史、社会、経済、行事、文化」などは、本ページでの比較・整理の対象にしていない、あしからず。

菖蒲谷池へ尺八池へ
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大沢池から「この道」を北上して、直指庵を越えて行けば、菖蒲谷池に辿り着く大宮交通公園からやってきて、「ここ」を入って西へ進めば、尺八池に辿り着く



大内山岩倉山と片岡山
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仁和寺の中門の後に見える山々。ピークが4つあって、どれが「大内山」かは明確でない赤△=岩倉五山の一つと言われる「一条山」
青△=片岡山
諸羽山六条山
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京津線追分駅の北側に見える山。諸羽山と思われる(100%の自信は無いが)京津線追分駅の北西方向に「今熊野山、六条山、阿弥陀ヶ峰」の山群が見える。六条山がどれかは判然としない



桂川・宇治川・木津川の3川合流地点
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赤△=京都府八幡市小金川あたり



白川橋大和橋
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京都の現存最古の道標があり「是より左 知恩院 祇園 清水道」「三条通白川橋」と刻されている江戸時代に石橋として架橋された。現在の橋は明治45年(1912)のもの。橋+祇園を撮影する観光客で溢れている


江文峠唐櫃越(みすぎ山
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「金毘羅大権現」の石碑が建ち、東海道自然歩道の分岐点にもなっている本能寺の変の折、明智光秀が「軍馬」でこの道を越えたと伝わる



戸難瀬滝(赤丸)音羽滝(山科区小山長尾)駒ヶ滝
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都名所図会にも描かれている。「嵐山城跡」「座禅石」「蔵王堂」の下にあり、戸難瀬滝は「千鳥ヶ淵」へ落ちている「音羽山」と「高塚山」の谷間に、「牛尾観音」と「音羽滝」(黄丸)がある南禅寺「駒ヶ滝最勝院」(高徳庵)の「奥の院」の背後にある



車石(八坂神社の)月下氷人石臍石
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京都の町中に「車石」の一片が置かれている(展示のためらしい) 元々は「舞殿」の東に置いてあったが、混雑回避のため「南楼門」の外に移された。「神燈」とある 以前は寺の門前の六角通にあったが、明治初期に境内へ移された


釜ヶ淵罧原堤
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今でも「淵」らしく、一部で川の流れが速い。陶化橋から上流を望む 右は「松尾橋」、この右側の堤が「罧原堤」。名前は「交差点名」に残すのみ