（東京から引っ越してきた人の作った京都小事典）

平安時代年表 　　　　　　　　　　(INDEX：索引へ)

1. この時代の改元は「新天皇が即位してから迎える新しい年に改元する」のが慣行でした（現在は、即位と同時に改元します）。でも例外もある。
   • 「平城」天皇は慣行を破って「即位した年」に改元した。余程「桓武」のことが嫌いだったか、「自己主張が強かった」のか。当時も「桓武に失礼だ」と非難の声も挙がったようです。
   • 逆に「宇多」天皇は「即位した翌々年」に改元した。丸一年「前の天皇の元号」を使った。突然即位したので「準備期間」が短かったのかも。
2. 最も多く改元したのは「堀河」天皇の「７回」。
   • 在位年数の短い「二条」天皇は「毎年」のように改元していた。在位７年で５回。
   • 歴史上最も多いのは「後花園」天皇の「８回」です。